データベース接続確立エラーを直す方法 – WordPress
- 2024年10月17日
- 2023年12月9日
- WordPress一般
WordPressサイトにデータベース接続確立エラー、これをみた瞬間血の気が引きませんか?
でも実は結構高い確率でこれは直すことができるんです。
この記事ではその四つの方法を紹介します。
後からこのエラーが発生した時にこの記事を見つけられなかった時のためにPDFで直し方をまとめました。
そしてこのPDFには実はこのエラーを直す五つ目の方法もあります。
>>PDFをダウンロード
①データベースの接続情報が合っているか確認する
WordPressがデータベースと接続する時に四つの情報が必要になります。
そしてその情報はWordPressがインストールされてるフォルダのルートにあるwp-config.phpというファイル内に入力する必要があります。
FTPを使いサイトのフォルダにアクセスします。
Wp-config.phpを開いてみてください。
define( ‘DB_NAME’, ‘XXXXXXX’ );
define( ‘DB_USER’, ‘XXXXXXX’ );
define( ‘DB_PASSWORD’, ‘XXXXXXX’ );
define( ‘DB_HOST’, ‘XXXXXXX’ );
この四つのラインを見つけることができると思います。
- DB_NAME – データベースの名前
- DB_USER – そのデータベースにログインするためにユーザーネーム
- DB_PASSWORD – そのユーザーがログインするためのパスワード
- DB_HOST – そのデータベースのURLです
情報はホスティングのダッシュボードから見つけられる
ConohaWINGの例
このようにデータベースへの接続情報はそれぞれのホスティングのダッシュボードにありますので、ご確認ください。
データベースユーザーのパスワードは大体の場合表示することができませんので、忘れた場合は新しく作ることをお勧めします。
wp-config.php内の情報が合ってませんでしたらアップデートしてみましょう。
②プラグインを全部停止する
プラグインが原因でデータベースに繋げることができない場合があります。
なのでプラグインを全て停止する必要があります。
シンプルにプラグインが入ってるフォルダの名前を変えることでプラグインを全て停止できます。
FTPでまたサイトのフォルダを開きましょう。/wp-content/plusginsを見つけます。
そしてそのフォルダの名前を変えます。
これでサイトをリフレッシュしてみましょう。
もし直らなければ、フォルダの名前をplusingsに戻してください。
③データベースを修復する
時にデータベースが壊れてるせいで、サイトにアクセスできない場合があります。
どうしようもないように感じますが、実はWordPressにはデータベースを自動で修復するための機能があるんです。
wp-config.phpをテキストエディタで開いてください。
そして次のコードを追加してください。
define (‘WP_ALLOW_REPAIR’, true);
このように追加して保存してください。
次にこのURLにブラウザからアクセスしてください。
この画面が表示されると思いますので、上の「データベース修復」をクリックしてください。
何も問題がなければこう表示されますが、問題があれば修復してくれます。
サイトをチェックしてみてください。
この作業が完了しましたら、先ほど追加したコードはwp-config.phpから削除してください。
④WordPressのコアファイルを修復する
WordPressのファイルが壊れてエラーが出ている可能性があります。
なのでWordPressのファイルをダウンロードして、上書きしてみます。
注意ですが、サイトのファイルを上書きするので、しっかりとバックアップを取ってくださいね。
WordPressのファイルのダウンロード
まずはこのWordPressファイルダウンロードページにきてください。
直したいサイトのWordPressバージョンがわかるなら、そのバージョンのところの「zip」と書いてるところをクリックしてWordPressをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍してください。
次にwp-contentを削除します。
理由は、wp-content内にはプラグインやテーマや皆さんがアップロードした画像などがはいってますので、それらを上書きしないようにするためです。
ファイルをすべてサイトにアップロード
残りのファイルを全てFTPを使いサイトにアップロードしましょう。
wp-contentフォルダ以外全て上書きします。
これは結構時間がかかりますので注意です。
そして必ずアップロードする前にバックアップを取ってくださいね。
アップロードが完了したら、wp-config.phpにデータベース接続情報を追加して、サイトをみてみましょう。
うまくいかなかったら、もとのファイルを戻してください。
こういう状況に陥らないためにもバックアップを常にしましょう
正直なところ、自分はデータベース接続確立エラーが出たら、そもそもそれを直そうとはしないです。なぜならバックアップで戻せばいいからです。
バックアップがあれば大体の問題は解決できるので、常にバックアップをとりましょう。
特にサーバーのバックアップは忘れずに。