Asset CleanUp: Page Speed Boosterの基本的な使い方

Asset CleanUp: Page Speed Boosterの基本的な使い方【WP高速化必須のプラグイン】

「私のサイト、最初は速かったのに最近遅い。。。」
Asset CleanUp: Page Speed Boosterでサイトを速くできるらしいけど、全部英語・・・」

そうなんですよ、『Asset CleanUp: Page Speed Booster』は全部英語です。
でもサイトの高速化には欠かせないプラグインです。
何をするプラグインなのか一言で言いますと、

Asset CleanUp: Page Speed Boosterとはサイトにロードされてる余計な物を、特定のページ、またはサイト全体で除外するWordPressのプラグインです。

プラグインを沢山インストールしたりすると、色々な物がサイトにロードされます。
特定のページに必要でも、他のページでは要らないものもあります。
そしてWordPress自体も色々とロードします。
これらをうまくコントロールし、各ページがロードするファイルの数をなるべく減らすのが『Asset CleanUp: Page Speed Booster』です

この記事ではAsset CleanUp: Page Speed Boosterの基本的な使い方を説明します。
沢山設定はありますが、自分が実際に使ってテストし、使えると思った部分を抜粋します。

もしDiviを使ってる方がいましたら、この記事でDiviに特化した高速化の方法を紹介しています。
>>Divi高速化!1秒以内でロードする方法【もう遅いなんて言わせない】

プラグインは英語ですがわかりやすく説明しますので、これを読み終わる頃にはあなたのサイトはスピードアップしてますよ!

一つ注意ですが、Asset CleanUp: Page Speed Boosterで色々とロードしないようにすると、必要な物までロードしないように設定してしまう場合がありますので、バックアップをとり一回一回ちゃんとテストしましょう。

Asset CleanUp: Page Speed Boosterでサイト全体を軽くする

Asset CleanUp: Page Speed Boosterのサイト全体設定

まずはサイト全体からいつもロードされてるファイルの設定です。
Asset CleanUpの設定画面の『Site-Wide Common Uploads』に行きます。

チェックを入れたほうがいい項目

Disable Emojis Site-Wide

これにチェックを入れると、絵文字がロードされなくなります。
絵文字を使わないなら、チェックを入れましょう。

Disable jQuery Migrate Site-Wide

これは古いプラグインが使ってるjQueryのバージョンとの互換性を保つためのコードの挿入を決定する項目です。
最近アップデートされたプラグインを使ってるのであれば、まず必要ない項目です。
チェックを入れましょう。

条件によってはチェックを入れた方がいい項目

Disable oEmbed (Embeds) Site-Wide

これはYouTubeやツイッターのリンクなどを貼った時に、自動でプレビューとリンクを生成する機能をなくすということです。
大事な機能ですが、ElementorやDiviなどの優れたページビルダーを使ってるのであれば、この機能は必要ありませんのでチェックを入れましょう。

Disable Comment Reply Site-Wide

これはコメントを無効化についての項目です。現在サイトでコメントを表示しないなら、チェックを入れましょう。

Asset CleanUp: Page Speed Boosterで各ページを軽くする

Asset CleanUp: Page Speed Boosterで各ページの編集

次に各ページの編集をします。
編集したいページを固定ページ一覧から見つけ、『編集』をクリックします。
注意して欲しいのは、ElementorやDiviを使ってる方も『Elementorで編集』や『Diviで編集』ではなく、一番左の『編集』を選択しないといけないということです。

編集画面の下方にAsset CleanUpのセクション

Asset CleanUp: Page Speed Boosterのセクションがページの編集画面に

ページの編集画面にAsset CleanUp: Page Speed Boosterのセクションが追加されたことが確認できます。
ここで各ページで何をロードするのか設定できます。

使ってないものを見つけて、『Unload on this page』をチェック

このページでContact form 7は使ってません

この例ですと、Contact Form 7はこのページで使ってないので、ロードする理由がありません
一番左の『Unload on this page』をクリックします。
ページを保存すると、このページにはもうContact Form 7のファイルはロードされません。

サイト全体で必要ないものは『Unload site-wide』をチェック

Asset CleanUpでサイト全体からアンロード

この例ですと、Astraというテーマのフォントは別なフォントを使うことにしたので、Astraが自動でロードしてるフォントはサイト全体で必要ありません
なので、『Unload site-wide』にチェックを入れます。
これでこのフォントはサイト全体でロードされません

各ページでの設定画面なのですが、ここで設定されたものはサイト全体に適用されます。

まとめ

このようにAsset CleanUp: Page Speed Boosterを使い、サイト全体と各ページから必要ないものをロードしないようにしていきます。
時に必要な物までロードされない設定をしてしまうこともあるので、注意してください。
実際にAsset CleanUp: Page Speed Boosterを使ってWordPressを高速化してる動画はこちらです。

私のツイッターでサイト高速化のご相談を承っています。
@tofutechxyz

それではまた。

Naomi Suzuki

このサイトを運営してるナオミです。エンジニア歴13年、海外在住歴20年。
WordPressの情報やハッキングを防ぐ脆弱性の情報と自分の海外での生活の一部を無料のメルマガで配信しています。

目次

「Asset CleanUp: Page Speed Boosterの基本的な使い方【WP高速化必須のプラグイン】」への1件のフィードバック

  1. いつも動画とこのコンテンツを読ませていただいています。役に立つものばかりで本当に情報ありがとうございます😊

    質問ですが、会社のウェブサイトを作っているのですが、どうもスピードアップにつながりません。プラグインは入れていますがやはり表示速度が遅いです。以下、WordPressのElementorを使ってのテストサイトになります。

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海外でエンジニア歴10年以上
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