Elementorは案件で使えるの?もちろんです!使うべき理由と注意点
- 2022年4月23日
- 2022年4月7日
- Elementorの使い方, 仕事の進め方
Elementorはまだそんなに歴史も古くないツールだし、これって案件で使っていいのかな・・・なんて思っていませんか?
結論から申し上げると、もちろんElementorは案件に使えます!!
確かにElementorは2016年に設立されてリリースした比較的新しいノーコードWeb制作ツールではありますが、すでに全世界のWebサイトの7-8%Elementorでできているほど人気のあるWordPressプラグインです。
さらにSuzuki Naomiが運営をするオンラインサロン『TOFUラボ』でもすでに100人以上のメンバーが実際にElementorを使ってWeb制作事業をしています。
しかし、Elementorを案件でで使用するのなら使用上の『注意点』もきちんと把握をしておきましょう。
この記事では案件でElementorを使うべき理由3つ、注意点3つを説明していきます。
【案件でElementorを使うべき理由】
- どうやってサイトが作られているかはクライアントにとって重要ではないから
- クライアント自身もサイトを編集できるメリットがあるから
- Elementorは海外ではすでに業界スタンダードだから
【案件でElementorを使うときの注意点】
- Webサイトのロードが遅くなることがある(サイト高速化で最善を尽くすことは可能)
- Elementor Pro(有料版)のライセンスは製作者、クライアントのどちらが支払うのかを事前に明確にする
- クライアントがサイトを編集するときのガイドラインの設定するべき
『Elementorは案件使えるのか?使うべき理由と注意点』を動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
ElementorはWeb制作の案件で使える!
Elementorを案件に使用することはもちろん可能です。
現にSuzuki Naomiが運営するノーコードでのWeb制作を推進するオンラインサロン『TOFUラボ』のメンバーの100人以上が実際にElementorを使って案件を獲得したり、自社サイトの制作にElementorを使用しています。
またノーコードWeb制作ツールはElementorだけではなく、DiviもありますからDiviを使用している人も含めるともっと多くの人がノーコードでWeb制作をし事業をしていることになります。
TOFUラボではノーコードWeb制作でわからないことや困ったっことがあったときに互いに質問のしあえるプラットフォームがあり、Web制作に関わるオンライン勉強会やメンバー同士のコミュニケーションを図るオンライン飲み会なども開催されています。
またサロン内ででた質問や勉強会の内容はすべてアーカイブで保存されているのでいつでも確認することができます。
またYouTubeチャンネル・Naomi Suzuki (tofulab .app)で毎週水曜日にYouTubeライブにてSuzuki Naomi本人がWeb制作に関わる情報を発信するほか、毎週火曜日に届くElementorの最新情報やWordPressプラグインの脆弱性情報の無料のメルマガも配信しています。
YouTubeライブではライブ中にチャットでWeb制作に関わる質問も可能ですし、メルマガも無料で有益な情報を手に入れることができますのでどうぞ登録してくださいね!
案件でElementorを使うべき理由3つ
ここからは、なぜ案件でElementorの使用をおすすめしているのかの理由を紹介していきます!
1.どうやってWebサイトが作られているかはクライアントにとって重要ではない
そもそも一体クライアントはWeb制作者に何を発注しているのかを考えてみましょう。
クライアントはWebサイトがビジネスにもたらす結果を求めているのであり、サイトをコードで作ったのかノーコードで作ったかのプロセスはまったく重要ではありません。
どのような方法で制作されているにしろ、クライアントの希望に沿ったデザインや機能がWebサイトにあり、ビジネスに貢献できることが重要です。
かつてはコードを覚えないと作れなかったサイトも、技術が進んだ今ではElementorなどのノーコードツールで何の遜色もなく作ることができ、制作スピードも格段に上げることができます。
クオリティの高く機能的なサイトが短期間で作れるのならそれに越したことはないですよね。
ノーコードだからだめだ、なんていうことはまったくありません。
自信を持ってElementorの使用をお勧めします!
2.クライアント自身もサイトを編集できるメリットがある
クライアントのWebサイト制作にElementorが適している理由に、クライアントが自らサイトを編集できるというメリットがあります。
Web製作者がサイトを完成させ、その後の管理をどのようにしていくかのボーダーラインは各クライアントごとに事前に決める必要はありますが、クライアントがサイトを更新できるような体制にすれば不必要な業者と顧客間のムダなやり取りも解消します。
さらに『Elementorを使用するのでクライアントさんもご自身でサイトの更新が可能になりますよ!』と売り込むこともできます。
Elementorはすでに普及し世界的にも浸透しつつあるWebサイト作成ツールで、Elementorの使い方を発信した情報サイトやYouTubeもあり調べもつくのでもし万が一クライアントさんが操作に困ったときはこのnocodeweb.jpで発信している情報を参考にしていただけますよ!
3.Elementorは海外ではすでに業界スタンダード
Elementorは海外ではすでにWeb制作業界のスタンダードです!
世界ではすでElementorで案件をこなしている人が星の数ほどいて日本とは比にならないほどです。
しかも現段階で全世界のWebサイトの7-8%がElementorで制作されていることはご存じですか?
7-8%ってそんなに多くないように聞こえるかもしれませんが、2022年の現在で19億サイトが存在しているので約1億3千万から1億5千万サイトがElementor製だということです。
Elementor社は2016年に設立された新しいツールで現在までに年々使用者を増やしているんです。
こう考えてみるとものすごい普及率だと思いませんか?
案件でElementorを使うときの注意点3つ
案件でElementorをいざ使用していくのなら、以下の注意点を意識しましょう。
1. Webサイトのロードが遅くなることがある
Elementorを使用するとシンプルにコードを書いただけのサイトに比べてWebサイトのロードが遅くなりやすいことです。
しかし、これは他にインストールするプラグインやサイトで使用するフォントや画像によっても変わってくるので、Elementorだからいけないというのは間違いです。
サイトを遅くする原因を見直し、Elementorでもサイトを高速化していくことも可能です。
実際にElementorで作ったWebサイトでもページスピードインサイトで100点、モバイル版でも90点以上を出すことは可能でした。
案件をこなす際にも、サイトが高速化することができればそれが付加価値にもなりますよ!
サイト高速化について興味のある方はこちらの記事をご覧になってください。
»Elementorが重い?原因と高速化する方法【無料】
»WordPressサイトを高速化させる三つの方法
2.Elementor Pro(有料版)のライセンスは製作者、クライアントのどちらが支払うのか
例えば自分がもしElementorを100サイト、または1000サイトをカバーできるライセンスを持っていればそんなに大した問題ではないかもしれませんが、特にそうでない場合はライセンスを誰が購入するかは大きな問題です。
獲得した案件のサイトを制作するときにElementor Pro(有料版)を使用するのなら、そのライセンス料をサイト製作者か、またはクライアントが支払いをするのかはサイト制作をする前にきちんと両者で話し合い、折り合いをつける必要があります。
これに関してはそれぞれの案件を引き受けるときのシチュエーションに左右されるので、まずクライアントと話し合い、どうするかを明確にしてください。
3.クライアントがサイトを編集するときのガイドラインの設定
Elementorで作成したサイトをクライアントが編集できるようにする場合、どこからどこまでがクライアントが編集できるのかのガイドラインをきちんと設けましょう。
クライアントもWebサイト制作を依頼してくるぐらいですから、そのほとんどがサイトを作成した経験のない人が多いでしょう。
サイトのすべての権限を付与してしまい、クライアントがサイトをいじった際にもし万が一サイトが崩れてしまうなどということも考えられます。
編集可能な範囲の権限をきちんと設定しましょう。
また、サイトを作った後はすべてをクライアントに移譲することもあると思います。
その場合はクライアントさんにElementorの基本的な使い方の説明や、もし万が一サイトがおかしくなってしまったときのリカバリーができるように、リビジョンの使い方やバックアップからサイトを戻す方法などを教える必要があります。
その際は、Elementorの使い方の基本をnocodeweb.jp(このサイト)やYouTubeチャンネル・Naomi Suzuki(tofulab.app)で動画でわかりやすく説明していますのでそうぞご活用くださいね!
また、納品後バグが起こったときにサポートできる体制を整えておくことがいかに大切かについてを話した動画もありますのでぜひサイト制作をしている方はご覧くださいね!
こちらは、Elementorで制作したWebサイトの納品後の危険な対応や、何をもってバグと捉えるかについて話した動画はこちらです。
まとめ
Elementorで案件は取れます!
もはやElementorなどのノーコードツールでのサイト納品はグローバルスタンダードです。
2016年以前はこのような優秀なノーコードWebサイトツールがなかった時代はコードを書いてWebサイトを制作することが当たり前でしたが、今は違います。
新しいWeb制作ツールだからと心配する必要はありませんので、お仕事にElementorをどんどん活用してください!
Elementorの機能も年々向上していますし、今はElementorを使ってサイト制作をしている人口も右肩上がりです。
Suzuki Naomiが主催するノーコードWeb制作のオンライサロン『TOFUラボ』では日々Elementorをはじめ、DiviやCrocoblockなどのツールを使ってWeb制作をしている人が集まり、互いに質問し合い情報交換をしています。
TOFUラボでは自分がわからないことをピンポイントで質問ができるので、サイト制作のスピードアップにもつながりますし、ラボ内で開催されたWebサイトに関わる勉強会や過去質問のアーカイブも見放題です。
また、毎週水曜日のNaomi SuzukiのYouTubeライブではElementorに関わる情報を配信、毎週火曜日に届く無料のメルマガではElementorの情報からWordPressの脆弱性の情報も配信しています。
よかったらぜひ登録してくださいね!