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Elementor│レスポンシブのブレークポイントの増やし方 – 大画面やスマホ横向きも設定できる

Elementorで、スマートフォンの横向きやワイドスクリーンのみ、違う設定にしたいと思ったことはありませんか?実はElementorのレスポンシブ設定でブレークポイントの追加はとても簡単にできるんです。

Elementorエディターのブレークポイントは増やせる

今回は、ブレークポイントの追加と、削除の手順についても解説します。

そもそもブレークポイントとは?

ウェブデザインにおけるブレークポイントとは、ウェブサイトのレイアウトが変わる特定の画面幅のことを指します。

たとえば、PC では横並び2段で表示されていたものが、タブレットやモバイルでは縦並び1段で表示されるといった具合です。

この、デバイス間で画面の見え方が切り替わるポイント を「ブレークポイント」といいます。

デバイス間で画面の見え方が切り替わるポイント を「ブレークポイント」という

Elementorのデフォルトのブレークポイント

Elementor の初期設定では、ブレークポイントを以下のように定義しています。

PC:幅が 1024 ピクセルを超えるデバイス
タブレット:幅が 1024 ピクセルから 767 ピクセルのデバイス
モバイル:幅が 767 ピクセル未満のデバイス

ブレークポイントは増やせる

Elementorエディタでは、デフォルトでPC・タブレット(縦向き)・モバイルのブレークポイントが設定されています。

しかし最近では、大きめの画面のモバイルや、ワイドなPCモニターが増えていることもあり、ウェブサイトの内容や目的に応じて適切に設定する必要があります。

Elementorエディターで追加できるブレークポイントは以下のとおりです。

・モバイル横向き
・Tablet Landscape (タブレット横向き)
・ノートパソコン
・ワイドスクリーン

ブレークポイントの追加の手順

ブレークポイントは次の手順で追加できます。

手順1. Elementorの「設定」で「Additional Custom Breakpoints」を「有効」にする
手順2. 「サイト設定」でブレークポイントを追加する

以下でくわしく解説します。

手順1│Elementorの「設定」で「Additional Custom Breakpoints」を「有効」にする

まずは、
①Elementorの「設定」から
②「機能」タブを開きます。

①Elementorの「設定」から
②「機能」タブを開く

③「Additional Custom Breakpoints」が「有効」になっているか確認します。なっていない場合は「有効」にしてください。

③「Additional Custom Breakpoints」が「有効」になっているか確認する

④「保存」しましょう。

④「保存」する

手順2│「サイト設定」でブレークポイントを追加

「サイト設定」のアイコンをクリックします。

「サイト設定」のアイコンをクリックする

「レイアウト」を選択します。「レイアウト」はサイト設定メニューの下のほうにあります。

「レイアウト」を選択する

「レイアウト設定」の下の「ブレークポイント」の項目を開きます。

「ブレークポイント」の項目を開く

「Active Breakpoints」に表示されている、「モバイル縦向き」「Tablet Poatrait」の横の「+」マークをクリックします。

「+」マークをクリックする

「モバイル横向き」や「ワイドスクリーン」などが選択できます。必要なブレークポイントをクリックして追加しましょう。

必要なブレークポイントをクリックして追加する

例では「モバイル横向き」「ワイドスクリーン」の、二つのブレークポイントを追加しました。

例では「モバイル横向き」「ワイドスクリーン」の、二つのブレークポイントを追加した

「変更を保存」しましょう。

「変更を保存」する

「今すぐ再読み込み」ボタンが表示されるので、クリックします。

「今すぐ再読み込み」ボタンをクリックする

エディターに新しいブレークポイントが追加されました。

エディターに新しいブレークポイントが追加された

ブレークポイントのカスタマイズ

ブレークポイントの幅を変更したい場合もあると思います。この場合は任意の数値に変更が可能です。

ブレークポイントの追加の手順と同様に「サイト設定」→「レイアウト」→「ブレークポイント」と進み、変更したいデバイスのブレークポイントの数値を入力します。忘れずに「変更を保存」しましょう。

変更したいブレークポイントの数値を入力する

ブレークポイントの削除

ブレークポイントを増やしたけれど、やっぱり不要になったときなどもありますよね。不要になったブレークポイントは削除しておきましょう。

ブレークポイントの追加の手順と同様に「サイト設定」→「レイアウト」→「ブレークポイント」と進み、「Active Breakpoints」に表示されている不要なブレークポイントの先頭の「×」をクリックして削除します。忘れずに「設定の保存」をしましょう。

不要なポイントの先頭の「×」をクリックして削除する

まとめ

Elementorのレスポンシブ設定は、ブレークポイントの追加が簡単にできます。デフォルトではPC・タブレット・モバイルの3つが設定されていますが、モバイル横向き・タブレット横向き・ノートパソコン・ワイドスクリーンを追加できます。また、必要に応じてブレークポイントの数値の変更も可能です。これにより、さまざまな画面サイズに対応したデザインが実現できます。

Elementorのことをもっと学びたい人は、どうぞElementorの使い方完全ガイドを見てください。
様々なElementorに関する情報がまとめられています。

Naomi Suzuki

このサイトを運営してるナオミです。エンジニア歴13年、海外在住歴20年。
WordPressの情報やハッキングを防ぐ脆弱性の情報と自分の海外での生活の一部を無料のメルマガで配信しています。

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海外でエンジニア歴10年以上
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