WordPressの始め方 – ドメイン取得とサーバーの契約
- 2021年7月31日
- 2020年12月23日
- WordPress一般
- ConohaWING, WordPressの使い方, サーバー, ドメイン
WordPressを扱うには、まずサーバー契約をしドメインを取得することが必要不可欠となります。
ですがサーバーの契約からWordPressを開始するまでの所要はたったの10分程度で、実は驚くほど簡単です。
また、サーバーと言っても様々なサービス・料金の形態が存在します。
この記事では、独自ドメインが1つ無料で取得できる、私がオススメするレンタルサーバーの契約からドメインの取得、WordPressのインストールの仕方からログインの仕方までを徹底解説していきます。
WordPressのことをもっと知りたい場合はWordPressの使い方のページを見てください。
サーバーとは?
サーバーとは何か、『インターネット』を地球に例えて説明します。
地球全体がインターネットだとすると、その土地に当たる部分がサーバー、ブログやインターネットサイトが家になります。
ブログやWebサイトを存在させるには、そのデータを格納するそれぞれの家が必要になり、その家の場所を提供する土地がサーバーということです。
土地が無いと家を建てることができないように、サーバーが無いとブログやWebサイトを持つことができません。
ドメインとは?
ドメインとは個々のWebサイトを識別する、インターネット上の住所と言ったところでしょうか。
サーバーを使いブログやWebサイトを作ると、そのブログやサイトの住所であるアドレス (ドメイン)が割り振られます。
ブログやサイトの訪問者はインターネット上の『住所(ドメイン)』を手がかりにして、サーバーにアクセスすることで、特定のブログやサイトを訪問することができます。
WordPressなら『ConoHaWING』
ConoHaWing(コノハウィング)とは、ホスティング会社のことです。
ホスティング会社とは、サーバーをレンタルする会社です。
WordPressを使うには、『サーバー』がとても大事になります。
WordPressを使うのなら、この『ConoHaWING』をオススメします。
なぜConohaWINGをオススメするのか?
- 一番安いプランのWebサーバーの中で表示スピードが国内最速
- 速度がいつも安定している
- とてもモダンなUIで使いやすい
- 自動のバックアップが無料
- 独自ドメインのSSL化が無料
- 多くのTOFUラボメンバーConoHaWINGを愛用
- 無制限のクライアントサイトのホスティングが可能(例:Xserverだと5サイトまで)
ConoHaWINGのモダンなUI
UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略です。
一般的にUser:(使う)と製品やサービスとのInterface(接点)のことを指します。
ConohaWINGはUIがとても良いのが特徴です。
ConohaWINGのダッシュボードはどこに何があるか見やすく使いやすいです。そしてデザインもモダンでスタイリッシュなものになっています。
独自ドメインのSSL化とは?
まず、SSLとは通信の暗号化です。
独自ドメインのSSL化とは、自分の持っているドメインに対してSSL証明することです。
Webサイトの所有者が自身の名義でSSL証明書を発行することで、対象の独自ドメインを暗号化通信にすることができます。
すなわち、Webサイトのセキュリティの高さをアピールできます。
一般的には独自ドメインをSSL化させようとするとコストがかかりますが、
ConoHaWINGは独自ドメインのSSL化が無料なのは大きな特典です。
ここからは、
- ConoHaWINGのアカウントの作成
- サーバー契約
- WordPressのかんたんセットアップ
- お客様情報とお支払い
- WordPressのログインの仕方
の仕方を解説していきます。
ConoHaWINGのアカウント作成
WordPressを使う上で、テーマは欠かせません。
ConoHaWINGのWINGパックとセット契約することにより、
- 全てのセットアップがここで完結する
- 無料のドメインが1つ付いてくる
という使いやすさと特典があります。
ステップ1・今すぐお申し込み
『今すぐお申し込み』をクリックします。
すると、以下のような表示画面になります。
ステップ2・初めてのご利用の方(新規アカウント作成)
まずは、アカウントの作成です。
『初めてのご利用の方』の方のフォームに必要事項を入力します。
- メールアドレス
- 最初に記入したものと同じメールアドレス
(コピー&ペーストをせずにもう一度メールアドレスを入力) - パスワード
(英大文字と英小文字、数字を最低1文字以上ずつ混在させ、9文字以上70文字以内。こちらの記号も使用可能 ^$+-*/|()[]{}<>.,?!_=&@~%#:;'” )
を記入したら、『次へ』をクリックします。
すると以下の画面表示になります。
この画面が開いた時点でConoHaWINGのアカウントの作成は成功しています。
ステップ3・アカウント登録したe-mailをチェック
アカウント登録をしたe-mailを確認してください。
このように『ConoHa お申し込みありがとうございます』というメールが届きます。
このメールを開くと、
この画像のように
- ConoHaアカウント
- コントロールパネルへのログインURL
- VPSスタートアップガイドにのアクセスURL
- WINGスタートアップガイドのアクセスURL
- パスワード再設定時のアクセスURL
の情報が表示されます。
サーバー契約
WINGパックとは?
WINGパックとは、
- 無料の独自ドメインが1つ付いて来ます。
- 初期契約時に利用料の数ヶ月分をまとめて支払うことにより、料金が少し安くなります。
契約期間
例えば、『24ヶ月』を選択すると割引率がより多くなる仕組みです。
その代わり、一度に支払わなければならない金額も多くなります。
WINGパック月数ごとの料金・割引率(ベーシックプラン)
3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | |
月額 | 1100円 | 1000円 | 900円 | 850円 | 800円 |
割引率 | -8% | -17% | -25% | -29% | -33% |
決済金額 (税込) | 3630円 | 6600円 | 11880円 | 22440円 | 31680円 |
WINGパックのプラン選択
WINGパックのプランは、
- ベーシック
- スタンダード
- プレミアム
の3種類があります。
初回の契約は『ベーシック』プランで十分です。
スタンダード・プレミアムプランについては、後からどうしても必要になった時に変更することが可能です。
初期ドメイン
初期ドメインの入力をします。
初期ドメインは、一時的に必要になるドメインでいずれ不要になります。
こちらは何でもいいので好きな半角英数字(2〜63文字以内)を記入してください。
サーバー名
サーバー名の設定は、そのままでも大丈夫です。
もちろん好きなものに変えても、差し支えはありません。
WordPressのかんたんセットアップ
WordPressかんたんセットアップは、『利用する』を選択しましょう。
その名の通りとてもかんたんに、WordPressをセットアップすることができます。
後にWordPressを開いた時にすでに必要事項が自動でセットアップされた状態で開始ですることがきます。
作成サイト名
作成サイト名は、ご自身が作成されるWebサイトの名前を入力します。
かんたんセットアップ後でももちろん変更することは可能です。
作成サイト用新規ドメイン(独自ドメインの取得)
作成サイト用新規ドメインでは、お好きなドメイン名を半角英数字3文字以上で入力し、『.com』や『.net』などの末尾部分を選択します。
※このドメインは、WINGパックの特典の無料でついてくるドメインです。
末尾部分はデフォルトは.comですが、右横の▽ボタンを押すと一覧が表示され、他のものへの変更が可能です。
選択可能なドメインの末尾部分は以下の通りです。
- .com
- .info
- .net
- .biz
- .org
- .xyz
- .click
- .club
- .pw
- .link
- .blog
- .games
の12種類から選択可能です。
やはり『.com』がオススメです。
しかし、インターネット上に同じドメインは1つ以上存在できません。
『.com』はとても人気が高いので、すでにドメインを他の人に取られてしまっていることが多いです。
その場合はドメイン名を長くしたり、日本語だとまだ残っていたりします。
どうしても使いたい名前がある場合は.netなど別のものを組み合わせるなどして工夫してみてください。
WordPressユーザー名
WordPressのユーザー名は、1〜225文字で半角英数小文字と記号の_ – . @が使用できます。
しかし、『admin』(意味:管理者)というユーザー名はやめましょう。
使用者も多く、推測がされやすいのでセキュリティ上良くありません。
WordPressパスワード
WordPressのパスワードを設定します。
(8〜70文字、半角英数記号)
※セキュリティ上、パスワードは簡単なものはやめましょう。
WordPressテーマ
こちらでは、WordPressのテーマが初めから設定できます。
※全て日本の制作会社のテーマです。
- Cocoon / 0円
- SANGO / 9,000円
10,000円 - JIN / 12,955円
13,455円
とあります。
WordPressでWebサイトの制作をするのなら、日本製のテーマは私はあまりオススメしていません。
ブログなどを書く目的でしたら、こちらのテーマもいいのではないでしょうか。
もちろん後から追加することは可能ですので、こちらはまずはチェックをしなくて大丈夫です。
かんたんセットアップの入力が終わったら
WordPressかんたんセットアップまでの入力が完了したら、
『次へ』ボタンを押します。
お客様情報とお支払い
お客様情報入力
すると、こちらの『お客様情報入力』の画面表示になります。
お客様情報を入力します。
必須と書いてあるところは必ず入力してください。
お客様情報を全て入力したら『次へ』ボタンを押します。
SMS / 電話認証
SMSまたは電話認証にて、本人確認が行われます。
電話番号を入力し、
- SMSで認証コードを取得する場合は『SMS認証』をクリック
- 電話音声にて認証コードを取得したい場合は『電話認証』をクリック
『認証コード』のボックスに取得した認証コードを入力し、『送信』ボタンを押す。
お支払い方法
クレジットカード
電話番号認証が済んだら、次はこちらの画面表示になります。
こちらにクレジットカードの情報を入力します。
クレジットカード情報を入力したら、画面左下の『お申し込み』をクリックします。
その他(ConoHaギフトカードを使用)
その他の支払い方法の説明をします。
ConoHaギフトカードを持っていれば、それで支払うことも可能です。
- クーポンコードを記入する
- 『追加』をクリック
- 『登録』をクリック
- 『お申し込み』をクリック
WordPressのログインの仕方
WordPressのインストール完了
お支払いが完了すると以下の画面が表示されます。
『WordPressをインストールしました!』の表示画面が出たということは、無事にドメインが取得され、そこにワードプレスのインストールが完了したということです。
サイトが表示されるまで数分かかります。
ということなので、少し待ってからサイトにアクセスしてください。
また、パスワードが後から確認いただけないため、必ず控えてください。
とあります。
- データベース(DB)
- DBユーザー名
- DBパスワード
上記の3つは、必ず控えるようにしてください。
※こちらの控えたものは、今後開発者に何かを修繕依頼をする時などに必要になります。
サイトへアクセス
先ほどと同じ画面『WordPressをインストールしました!』の画面に、『サイトURL』が表記されていますので、アクセスできるか確かめてみましょう。
サイトURLを『コピー』し、
インターネットのアドレスバーに『ペースト』します。
アドレスバーにはhttp(s)://~~~と表示されていますので、『s』に付いているカッコを外してからアクセスしてみます。
httpにsを付けた状態でサイトにアクセスができれば、無事にSSLがサイトに設定されたということです。
ConoHaWINGはSSLの設定を自動でしてくれます。
SSLが設定されるのに、少し時間がかかることもありますので、
もし、URLに『s』を付けた状態で表示されない場合でも、心配はいりません。『s』なしの『http://~~~』で表示されます。
どちらにしろ、表示がされたということは無事にWordPressがインストールされたということです。
WordPressログイン
WordPressのログイン画面にに行くには、
サイトURLの後に続けて『wp-admin』と入力し『Enter』ボタンを押してください。
WordPressかんたんセットアップで設定したユーザー名とパスワードを入力し、『ログイン』をクリックします。
こちらの画面が表示されていれば、WordPressへのログインも成功です。
サイトご開設、おめでとうございます!
この記事では、サーバーの契約からワードプレスのインストールまでの工程を紹介しました。
これからWordPressを使用していく上で重要になるユーザー名やパスワードなど、たくさんの大切な情報の管理をしっかりとしていきましょう!